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1978年
大型店の進出 桜の花が咲き、ツクシのボウヤも芽を出しすべてのものが
活気をおびてくる季節となりました。
 ところが活気が出ないのが、くらしの方・・賃上げも物価
上昇においつかず、工賃の引き下げや支払期日の長期化。商
店では不況とインフレのダブルパンチで売上げが低下し、そ
れにくわえて大型店の進出。
 大型店の進出については、地元の小売店にとっては「死活
問題」です。3月定例市議会にも、大型店反対の一つの署名
が提出されました。異色なのが地元の子ども会育成会から提
出された「大型店進出反対」の陳情署名です。理由は、「自
動車の通行量の増加(1日4000台の増加見込み)による
交通事故の増大。万引きの増加に特徴的にあらわれる青少年
の非行化の促進」2点をあげております。ただでさえ、日に
日に子どもたちの生活環境の破壊がすすんでいるのですもの
ね。

憲法をくらしのなかに 5月3日は「太田市制施行30周年」の日です。太田市で
はいろいろな記念行事をおこないました。
 5月3日は「日本国憲法施行31周年」の日です。戦前の
侵略と暗黒の政治を明確に否定し、◎国民主権と国家主権、
◎恒久平和、◎基本的人権、◎議会制民主主義、◎地方自治
、の五原則を決めました。しかし、自民党福田内閣は憲法に
逆行する策動をつよめています。●一時的な憲法停止を意味
する「戦時立法」の研究、●憲法上核兵器を保有できるとい


う統一見解、●文部省指導要領による「君が代」の国歌化、
●「弁護人ぬき裁判」特例法案制定の策動、●鬼頭無罪判決
に象徴される司法の反動化、●深刻化する不況を口実にした
職場のファッション支配と首切りなど勤労者の生活と権利の
破壊。
 憲法施行と同じ日に市政を施行した太田市は率先して「憲
法をくらしの中に」生かしてほしいもの。

子育て 私の家には近所の子どもたちが遊びにきます。時には食事
をしたり、とまっていったりすることもあります。そしてそ
の親からお礼を言われますけれども、私はあたりまえのこと
をしているだけで、感謝されることではないと思っています。
それは私の子どもの友だちだからです。自分の子どもを育て
るには自分の子どものことだけを考え、育てていくだけでは
駄目で、友だちや学校での生活などいろいろなことが子ども
の成長に影響を与えています。
 わが子だけをいくら親の手で守り純粋に培養したつもりで
も外は無数の菌がウヨウヨしている。地域のお母さんや学校
の先生と手を組んで、子どもを守っていかなければならない
時にきています。クラスや友だち全体がよくならないと自分
の子もよくならないという自覚をもつ必要があるからです。
 でも、親や学校や地域の人たちの努力では、どうしょうも
ない問題もあります。



スポーツ愛好会 どこの地域でもスポーツがさかんになってきました。ソフ
トボール、バレーボール、バドミントン、卓球などが代表的
なものです。私たちの所もさかんになってきまして、「スポ
ーツ愛好会をつくろう」ということになりました。準備会を
もって、規約などの案文をつくったのですが、会の目的は「
スポーツを通じての健康増進と会員相互の親睦をはかる」と
しました。不況とインフレのきびしいなかでますます悪化し
ていく労働条件に健康でありたい、隣近所子どもの時から一
緒だった人たちとの信頼関係を回復したいというねがいです。
 準備会のよびかけで160人程会員が集まりました。今、
行事予定表をつくっているところですが、会場がほとんどふ
さがっているので困っています。「各地区に一つずつ体育館
と運動場があったら、どんなにいいだろうなあ」という役員
のため息まじりの意見です。

軍歌 いよいよ12月。師走です。
 忘年会の多くなる季節です。
 宴会となると歌がつきものですが、私などは最近流行の歌
などわからないし、指名されるとつい軍歌が出てしまう年代
です。軍歌を宴会などで歌うのは、軍国主義の賛美の気持か
らではなく、軍歌を単なる歌として歌うことが出来るのも、
平和という背景があるからでしょう。
 有事立法をはじめ、「君が代」の国歌化、元号法制化など
一連の時代逆光的企画を露骨に進め、ファッシズムの足音が


また近くまでひびいてくるようなこのごろです。そして足音
と同時にひびいてくるのが軍歌の歌声です。
 ファッシズムの足音がひびいてくると、宴会ソングとして
なんのためらいもなく歌えなくなるというのは、軍歌が平和
の土壌を掘りくずすために歌われる危険を肌で感ずるからな
のでしょう。


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