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四国八十八ヶ所巡り

(第61番札所 ~ 第70番札所)
平成20年8月15日~16日
第61番札所 香園寺
 香園寺は聖徳太子(574〜622)の開基という四国霊場屈指の古刹。用明天皇(在位585〜87)の病気平癒を祈願して、皇子である聖徳太子が建立したと伝えられる。天皇からは「教王院」の勅号を賜ったといい、その後、天平年間(729〜49)には行基菩薩(668〜749)が訪ね、弘法大師が訪れたのは大同年間(806〜10)であったという。

香園寺の大聖堂


第62番札所 宝寿寺
 六十二番札所は本尊を十一面観音菩薩とする宝寿寺。聖武天皇が諸国に一の宮を造られた際、この地にも伊予の一の宮神社が建立された。そこに、僧・道慈律師が勅命により法楽所としての別当寺を建てたのが始まりとされる。
 ただ、ここ数年宝寿寺が四国八十八ヶ所を脱会だの、裁判だのの話題があり、四国八十八ヶ所巡りも今後どのような方向に向かうのか興味ある所です。

宝寿寺・本堂


第63番札所 吉祥寺
 四国霊場の中で、本尊を毘沙聞天とする札所は吉祥寺だけ。弘法大師がこの地方を巡教したのは弘仁年間とされ、その折に大師は1本の光を放つ檜を見つけ、一帯に霊気が満ちているのを感得した。大師は、この霊木で本尊とする毘沙聞天像を彫造、さらに脇侍として吉祥天像と善膩師童子像を彫って安置し、貧苦からの救済を祈願して堂宇を建立したのが開創と伝えられている。

吉祥寺・山門


吉祥寺・本堂


第64番札所 前神寺
 修験道の祖・役行者小角が石鎚山で修行をしたのは天武天皇(在位673〜86)のころとされ、修行中に釈迦如来と阿弥陀如来が衆生の苦しみを救済するために石蔵王権現となって現れたのを感得した。その尊像を彫って安置し、祀ったのが開創とされている。その後、桓武天皇(在位781〜806)が病気平癒を祈願したところ、成就されたので七堂伽藍を建立して、勅願寺とされ「金色院・前神寺」の称号を下賜した。

前神寺


第65番札所 三角寺
 聖武天皇(在位724〜49)の勅願によって、行基菩薩が弥勒の浄土を模して具現するために開創したと伝えられる。その後、弘仁6年(815)に弘法大師が訪れ、本尊の十一面観音像を彫造して安置された。さらに、大師は不動明王像も彫られ、三角の護摩壇を築いて21日間、国家の安泰と万民の福祉を祈念して「降伏護摩の秘法」を修法されたという。

三角寺は石段の上に・・・


第66番札所 雲辺寺
 四国霊場のうち最も高い標高911メートル、四国山脈の山頂近くにある霊場。弘法大師は雲辺寺に3度登っている。最初は延暦8年、大師が16歳のときで善通寺(第七十五番)の建材を求めてであったが、深遠な霊山に心うたれて堂宇を建立した。これが雲辺寺の創建とされている。

雲辺寺・本堂


雲辺寺の参道の五百羅漢像


参道の五百羅漢像


第67番札所 大興寺
 天平十四年(742)熊野三所権現鎮護のために東大寺末寺として現在地よりも約1キロ北西に建立され、延暦11年(792)大師の巡錫を仰ぎ、弘仁13年(823)嵯峨聖帝の勅により再興されたと伝えられている。

大興寺・仁王門


第68番札所 神恵院
 開基したのは法相宗の高僧・日証上人といわれている。大宝3年(703)この地で修行中、宇佐八幡宮のお告げを受け、かなたの海上で神船と琴を発見。琴弾山に引き上げ、「琴弾八幡宮」を建立して祀った。このとき、神宮寺として建てられた寺が起源とされる。大同2年(807)弘法大師が琴弾八幡宮の本地仏である阿弥陀如来を描いて本尊として祀り、寺の名を「神恵院」とし、六十八番霊場になったという。

仁王門・・・神恵寺と観音寺の入り口となる仁王門


第69番札所 観音寺
 大同2年(807)、弘法大師は琴弾八幡宮の本地仏である阿弥陀如来像を納めたとき、この寺の第7世住職となって入山している。そこで大師は、琴弾山の中腹に奈良の興福寺に倣ならって中金堂、東金堂、西金堂の様式で七堂伽藍を建立し、その中金堂には本尊とする聖観世音菩薩像を彫造して安置した。さらに、この地に仏塔を建てて瑠璃、珊瑚、瑪瑙などの七宝を埋め、地鎮をしたことから、寺名の神宮寺を「七宝山・観音寺」に改め、霊場に定めたとされている。

お地蔵様・・・本堂の横にあり、右手の石段の上に薬師堂


第70番札所 本山寺
 大同2年(807)平城天皇の勅願により、弘法大師が七十番札所として開基。当時は「長福寺」という名で、本堂は大師が一夜ほどの短期間にて建立したという伝説が残る。およそ2万平方メートルの広大な境内には国宝の本堂はじめ、仁王門、五重塔、鎮守堂、大師堂、十王堂、赤堂(大日堂)、慰霊堂、鐘楼、客殿などが並び、大寺として栄華を極めた当時を偲ばせている。

本山寺・山門


第61番札所~第70番札所のスライドショー

(第71番札所 ~ 第80番札所)
(第81番札所 ~ 第88番札所)


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